性病の恐怖

性病の恐怖

妊婦2万人超がクラミジア感染

 

クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)により発生する性行為感染症 (STD)。
クラミジアの1種であるクラミジア・トラコマチス(CT)が尿路や性器に感染することで起こる。なお、性器クラミジア感染症を引き起こすのはCTのうちのD – K型であり、A – C型とL型は別の疾患を引き起こす。

 

性交・オーラルセックス・キスなどにより粘膜に感染する。感染部位は咽頭、尿道(男性のみ)、膣内(女性のみ)。相手が咽頭感染している場合通常の口づけでは感染する可能性は低いが、ディープキスの場合は感染率が高くなる。

国内の妊婦約32万人を対象にした大規模調査で、流産や早産につながる恐れのある性感染症「性器クラミジア」に2・4%が感染していることが、公益財団法人「性の健康医学財団」(東京都)の集計で20日までに分かった。年間約100万人が誕生していることから妊婦全体ではおおむね2万4千人が感染していると推計されるという。

性器クラミジアは自覚症状がないことが多く実態把握が難しかったが、若年層で割合が高いことも判明。同財団の熊本悦明札幌医大名誉教授(泌尿器科学)は「若い妊婦を中心に想像以上に広がっている。妊婦以外の一般女性も相当数が感染していると推定される」と話した。