安全 安心

安全 安心


安全安心は何もしなくて得られるものではない。このように住民団体で行動をおこしているところがある。

ゲリラから守る連絡会 パトロール

全国の寺社で油のような液体が相次いでまかれた事件を受け、京都府警南署は18日、被害のあった世界文化遺産の東寺(京都市南区)で、地域住民らと合同パトロールを実施した。地域住民と連携して警戒にあたることで、被害の拡大を未然に防ぐ狙いがある。

住民団体「東寺の文化財をゲリラから守る地域連絡会」のメンバーと東寺の職員を含む約30人が参加。境内の建物など7カ所を巡回して被害箇所を点検したほか、不審者役を演じた署員にパトロール中に声をかける訓練も行った。

南署の野上元(げん)警備課長は「不審者が怪しい見た目をしているとはかぎらない。歩く方向を変えたり目をそらしたりする動作に着目してほしい」と説明。不審な行動や態度を見分けるための注意点を伝えた。

東寺ではこれまで大師堂(国宝)内部の畳や灌頂(かんじょう)院(重要文化財)の東門など計9カ所で液体の跡が確認されている。南署は、液体の分析や防犯カメラの解析を進めるとともに、巡回の回数を増やすなど警戒を強めている。

地域連絡会の木村作也会長(77)は「地域の目でも東寺を見守ることで、少しでも抑止力につながれば」と話した。