Twitterのリベンジポルノ対策

Twitterのリベンジポルノ対策

言葉の通り、復讐ポルノはベッド写真や下着姿、裸の写真、性行為の映像などをネットにアップされたり、知人などに配信される被害です。
家族や恋人、友人知人が目にする可能性もあります。
就職や結婚などに影響を及ぼすこともあり、精神的にも辛い問題なのです。
最近では、女性だけではなく男性でも被害にあっています。
リベンジポルノ被害は、社会的な信用を失うなど二次被害を招きやすい問題です。
早期対応が必須の案件なのです。

 

Twitterがユーザーポリシーの「Twitterルール」と「嫌がらせ行為に関するポリシー」を変更した。
嫌がらせ行為に関するポリシー

どちらにも、「撮影されている人物の同意なく撮影または配布された、私的な画像や動画を投稿することを禁じます。」と明記されている。具体的には、盗撮による「さらし写真」、交際中に撮影した裸の写真を公開する嫌がらせ行為、通称「リベンジポルノ」が該当する。規約で禁止されたため、違反すればアカウントは停止させられるようになる。

日本でも盗撮写真を公開したことなどによる炎上事件が続き、社会問題になっている。これまでも利用規約では禁止されていなかったものの、投稿することで炎上につながっていたのはご存じの通りだ。炎上したユーザーは個人情報がさらされたり、停学・退学処分、内定取り消し、退職処分、賠償請求などの羽目に陥っていた。規約が変更されたことで、さらに「アカウント停止」処分が加わったというわけだ。

普及し影響力が高まったことにより規約変更へ

SNSが普及したことにより、炎上事件が多発し、社会問題となることが多くなった。2013年7月には、英国の女性ジャーナリストや女性活動家に対する殺害・レイプを示唆する脅迫・攻撃が相次いだ。これが大問題となり、Twitterに報告ボタンを作ろうという署名活動が起こり、14万人以上の署名が集まった。その結果、8月には攻撃的ツイートを禁じる規約が追加され、問題ツイートの「報告ボタン」も追加されている。

Add A Report Abuse Button To Tweets(Change.orgの署名ページ、英語)

2014年8月には、ロビン・ウィリアムスさんの娘ゼルダ・ウィリアムスさんが父親の死に関する嫌がらせの攻撃を受けたとして、Twitterアカウントを停止している。これを問題視して、Twitterはポリシーの改善を検討していた。このように様々な問題が起きた結果、このような規約変更となったというわけだ。

Twitterは元々、「ユーザーには、Twitterルールと利用規約に違反していなければ、感情を刺激する可能性があるコンテンツであっても投稿する権利があります。Twitterがツイートの内容を検閲することはありません。またTwitterルールと利用規約に違反していなければ、攻撃的と受け止められる可能性があるコンテンツであっても削除しません」としており、これは現状でも変わらない。表現の自由に重きが置かれているメディアだったというわけだ。

しかしご紹介した通り、近年になってTwitterルールと利用規約の内容は徐々に厳しくなっている。Twitterを含むSNSが一般に広く普及し、社会に対する影響力が高まった結果と言えるだろう。