精神疾患事件

精神疾患事件

 
アキバ無差別殺傷 死刑確定へ、最高裁が加藤被告の上告棄却
東京・秋葉原で7人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で殺人罪などに問われ一、二審で死刑とされた元派遣社員の被告(32)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は2日、被告の上告を棄却した。死刑が確定する。
一、二審判決によると、被告は2008年6月8日、歩行者天国にトラックで突っ込み通行人3人を殺害、2人にケガをさせた。さらにダガーナイフで刺して4人が死亡、8人が重軽傷を負った。
公判で弁護側は、被告が携帯電話のインターネット掲示板で嫌がらせを受け強いストレスを抱え、「事件当時は精神疾患による心神喪失か心神耗弱だった疑いがある」と主張した。
しかし、11年3月の一審東京地裁判決は完全責任能力を認め「大きな事件を起こしネット上での嫌がらせをやめさせたいという動機は身勝手で、人間性を感じられない残虐な犯行だ」と、求刑通り死刑を言い渡した。二審東京高裁も12年9月の判決で一審の判断を支持し、被告の控訴を退けた。
銃乱射事件
米国の首都ワシントンの海軍施設で16日朝(日本時間同日夜)、銃乱射事件が発生した。警察は12人が殺害されたことを明らかにし、容疑者の男も警官との銃撃戦で射殺された。
事件が起きたのは16日午前8時すぎ、犯人は海軍艦船の設計、管理を担う中枢部門が入る建物に侵入。内部は吹き抜けになっており、4階部分から1階の食堂に向けて乱射したとみられる。
銃撃犯とみられるのは(34)で、警官との銃撃戦で射殺された。AP通信は司法当局者の話として、精神疾患を患い、8月から治療を受けていたと報じた。警察当局は12人が殺害されたことを明かし、単独犯行との見方を強めている。
同容疑者は07年から海軍予備役兵だったが、10年4月にアパートの天井に発砲したとして逮捕され、11年に予備役を解かれた。04年にも車のタイヤに発砲事件で逮捕されている。主要メディアによると、同容疑者がコンピューター関連の下請け業者に雇われ、軍施設を出入りできるカードを所持、昨年は勤務先企業から派遣されて日本に滞在していたと伝えた。
警察当局は、警備が厳重な軍施設に銃が持ち込まれたことを重視し、動機解明に向けた捜査を本格化させた。オバマ米大統領は事件の犠牲者に哀悼の意を表した

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